新しい年の最初の講座は、新年にふさわしい「お笑い大道芸」でした。おそらく誰もが一度は目にしたことがある「南京玉すだれ」と「どじょうすくい踊り」を披露していただきました。
南京玉すだれは、名前から中国発祥だと勘違いされやすいですが、発祥は富山県だそうです。こきりこ節に用いられるささらが原型と言われているそうです。
見事な披露が終わった後は、趣味で南京玉すだれをやっている受講生と、全く初めての受講生が講師に教わりながら、一緒に演じていただきました。
続いては、島根県が誇る宴席でのお笑い芸、安来節とともにひょうきんな仕草で踊る「どじょうすくい踊り」です。
余談ですが、私の友人に生まれも育ちも島根県というのがいまして、彼は工業高校を卒業するときに授業か課外授業かで「安来節」と「どじょうすくい踊り」の特訓を受けたそうです。出身が島根県と言えば、必ず宴会の席で安来節とどじょうすくいを求められるという時代でした。
こちらも講師の模範演技が終わった後、受講生に教えていただきました。
最後に全員で腰を振りながら歩く練習をしました。なかなか難しそうでした。
駅前を出発して、戎祭りで賑わう街を散策しました。コースは
バスターミナル ⇒ 足代だんじり小屋 ⇒ 三ノ瀬小学校 ⇒ 布施戎神社
途中、回転寿司元祖の「廻る元禄寿司」、お菓子の「モモヤ」、140年続く「ヒバリヤ書店」、純愛うどん「なでしこ」、三ノ瀬公民館、三ノ瀬公園などを横目で見ながら三ノ瀬小学校へ。学校はすでに廃校になっていて、この校舎やグランドを使って、朝ドラ「舞い上がれ」のロケが行われたそうです。布施戎神社で解散、各班昼食に向かいました。
昼食を済ませて、クレアホール前に再集合、深江探訪に出発しました。コースは
クレアホール前 ⇒ 人間国宝「角谷一圭」生家 ⇒ 深江稲荷神社 ⇒ 深江郷土資料館 ⇒ 段蔵 ⇒ 伊能忠敬一行宿泊地 ⇒ 島光大神 ⇒ 真行寺 ⇒ 長龍寺 ⇒ 法明寺 ⇒ 深江郷土資料館別館
深江郷土資料館の見学は一度に全員が入りきれないため、「資料館見学」と「以降の散策」の二つに分けて行いました。
人間国宝「角谷一圭」記念として氏の作品をはじめ、歴史と伝統を引き継ぐ数々の作家の作品や、深江の伝統技術「深江菅細工」の歴史や作品が展示されています。
昭和48年の伊勢神宮式年遷宮時に奉納された御料菅御笠や、現在の天皇陛下の大嘗祭に使われた御管蓋などが、ここ深江で作られていたとは知りませんでした。
穏やかなお天気の中で今年初めての街歩きを楽しみました。ディレクターさん、案内有り難うございました。皆さまお疲れ様でした!
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