5月10日 府立中央図書館・MOBIO見学、町歩き


このクラスで、初めての屋外講座です。

 

午前10時に東大阪市役所玄関前に集合。

 1班と4班、2班と3班の二つのグループに分かれて「府立中央図書館」と「MOBIO」を見学しました。


市役所横にある「ポケふた」。

 

『ポケふた』とは?

ポケモンがデザインされたマンホールの蓋で、1枚1枚がオリジナルデザインで、それぞれが世界にひとつだけのマンホールが全国各地に設置されています。

 

[配布資料ポケふたMAPより]


東大阪市は中小企業が集積する「モノづくりのまち」として有名ですが、MOBIO(もの作りビジネスセンター大阪)は、日本最大級の常設展示場を持つ、ものづくり企業の総合支援拠点だそうです。


大阪府立の図書館は「中央図書館」と「中之島図書館」の二つがあり、ここ「中央図書館」は蔵書数日本一の公立図書館だそうです。

 

残念ながら、内部は原則写真撮影が禁止でした。


MOBIOと中央図書館の見学が終わって、市役所の22階に集合しました。

 

残念ながら展望フロアからも外部の写真撮影が禁止されており、唯一撮影OKの西側からの風景です。高速道路の先に阿倍野ハルカスが見えます。



昼食後は、午後1時から町歩きをしました。

 

案内をしてくださるのは、山本正典講師をはじめ東大阪観光協会の10人のボランティアガイドさんです。

午前中と同じく二つのグループに分かれて、「町歩き」と「聞称寺でご住職のお話」を楽しみました。


日吉神社
日吉神社
西村家
西村家

六郷神社で狛犬(高麗犬)の話しをお聴きしました。


聞稱寺

 

ご住職の奥様とおぼしき方のお話しでは、【稱】の字は旧字で「たたえる」の意味があり、現在は常用漢字である【称】を使い、聞称寺と標記されることも多いそうです。

あまり広くない路地に入口がありました。

 

入ったらすぐに花があり、四季折々の花を育てておられるそうです。裏庭にもいっぱいの花が育てられ、時期は終わってしまいましたが、ガイドさんからぼたんの花の写真を見せていただきました。


頼尊聖(ヨリタカキヨシ)住職のお話をお聴きしました。

 

信心とは?

死んだら、信じた神様とか仏様のような方(宗教によって異なる)の元へ救いとっていただける、後生はそのような世界に生まれさせてもらえるという確信をもつこと、だそうです。

信心をもって生きていくためには、人を愛すること、物を愛することという「ラブ」と、人生を楽しむ「エンジョイ」の二つが大事ではないかと仰っていました。

 

本堂は生花をいけて、灯りをつけて、お香のかぐわしい香りをただよわせて、お浄土を表すそうです。ぼたんの花で埋め尽くされた「ぼたん会」もそのひとつだそうです。今年の「ぼたん会」の模様がJ:COMで放映されたそうで、その録画を観せていただきました。


本堂には大小合わせて40個程のスピーカーが置かれており、入ったときにはジャズが、法話とビデオが終わったときにはクラシック音楽が流れていました。映像を担当されていたご子息の長年の趣味だそうですが、お寺と西洋音楽という組み合わせに、個人的には全く違和感を覚えませんでした。お浄土とは、違いを含め、あらゆるものを受け入れて愛してくれるところなんでしょうね。

『早くおいで~』

いやいや、もうちょっと待って!

逆コースで近鉄電車荒本駅まで帰り、午後3時に無事解散しました。

ご住職、ボランティアガイドさん、有り難うございました。

皆さん、お疲れ様でした!